Lavender Stoechas
Lavender Stoechas
Latin Name:Lavandula stoechas
Country of origin:Turkey
科名:シソ科
抽出部位:花
抽出方法:水蒸気蒸留法
作用:粘液溶解、抗菌、瘢痕形成、脂肪溶解、胆汁分泌促進、去痰、抗カタル、抗ウィルス、免疫調整、鎮痙攣作用、神経バランス回復、血圧降下、昆虫忌忌避
こんな時におすすめ
*咳、鼻水、くしゃみなどのカタル症状をしずめたい時に
*傷跡を薄くしたいときに
*抗菌、防虫が必要な時に
フローラル調よりもハーブ系のくっきりとした香り
別名フレンチラベンダー、イタリアンラベンダーやスパニッシュオイルとも呼ばれています。最も古くから薬用として利用されてきたラベンダーです。ストエカスはストエカスラベンダーの原種で、地中海沿岸と北アフリカ全域の広い地域に分布しています。高さは50〜60cm程の背丈になりガーデニングに適している品種になります。通常の真正ラベンダー、ラベンダーフランス産とは違い、ケトン類(フェンコン、カンファー)を含んでいますので取り扱いには注意が必要です。しかしながら規定内の濃度であれば、せきを静め、痛みをしずめたり、傷跡に効果を発揮します。
体への作用:粘膜溶解作用がありますので、鼻づまり、咳をしずめ、痰をきる効果があります。鼻炎や副鼻腔炎、気管支炎、季節のアレルギーにも使用できます。抗菌、殺菌、抗真菌作用がありますので、風邪が流行る季節に芳香浴として使用するのにも適しています。またケトン類の成分を多く含むので脂肪溶解作用によりダイエット、皮下脂肪除去を目的に痩身やダイエット用として効果を発揮します。その他、β−エンドルフィンの増加により皮膚機能改善といった免疫系の症状にも有効です。皮膚中のβ−エンドルフィン量の増加によって、皮膚本来が備えている機能が内面から高められるという記事が発表されました。
心への作用:ラベンダー独特のフローラル調の甘みがなく、くっきりとしたハーブ調の香りはダイエットや精神を集中したい時に効果的です。通常ラベンダーは安眠を促す鎮静効果のある精油として知られていますが、ラベンダーストエカスは酢酸リナリル、リナリルを35%以上含んでいないため、安眠を促す効果は期待できません。
お肌への作用:傷口を癒し、傷跡を回復する効果がありますので、キャリアオイルに希釈して患部に塗布してください。
*乳幼児、妊婦、授乳中の方、てんかんをお持ちの方は使用できません。